冷えとり精油:キャロットシード>>

デトックス&循環サポートが期待されるキャロットシードのアロマ

キャロットシードとは

キャロットシード精油

こんな方にオススメ

  1. 冷え性・むくみやすい方
  2. 血液やリンパの循環が悪いと感じる
  3. デトックスを心がけている
  4. ストレスやプレッシャーが多い
  5. 月経周期が乱れがちな方
  6. スキンケアにも精油を使いたい

キャロットシード精油情報

通称
キャロットシード(Carrot Seed)
学名
Daucus carota
別名
ワイルドキャロット、ノラニンジン
科名/種類
セリ科/1年草もしくは多年草
抽出部位
種子
抽出方法
水蒸気蒸留法
精油の色
黄色~琥珀色
ノート
ベース~ミドルノート
香り度合い
中~強め
香りの系統
ハーブ系
香りの印象
漢方薬をイメージする、土っぽさのあるハーブの香り
価格帯
5mlで1500~2500円くらい
利用法
芳香浴、マッサージ、入浴、スキンケアなど
主な芳香成分
キャロトール(カロトール)、α-ピネン、β-ビサボレン、リモネン、ゲラニオールなど
代表効果
強壮、強肝、リンパ系刺激、鬱滞除去、消化促進、抗炎症、細胞成長促進作用、利尿、解毒、通経など
禁忌・注意
妊娠中の方・疾患のある方は使用出来ません。

キャロットシード精油の作用・期待できる効果

冷えとりに役立つ作用

一言で言うと「土臭い」香りが特徴的なキャロットシード精油。煮詰めた漢方薬のような香りはパチュリと同等、もしくはそれ以上に好き嫌いが分かれるところではないでしょうか。そんな独特の香りのキャロットシード精油はポピュラーとは言い難い存在ではあるものの、最近はアンチエイジングやデトックスなど美容面のサポートに役立つ可能性がある精油として注目度が高まっていると言われています。

そのため冷え性改善に繋がる可能性としても、第一にデトックス効果が期待できる精油であるということが挙げられます。キャロットシード精油の主要成分・代表成分と言えるのがセスキテルペンアルコール類のキャロトール(カロトール)で、この成分には肝臓を強壮し働きを高める・肝細胞再生を促進するなどの働きがあると考えられています。肝臓は代謝やエネルギー貯蔵に関わる臓器であると共に、老廃物や有害物質を無毒化する解毒器官でもあります。またキャロトールには老廃物を濾過したり尿として体外に排出させる働きを持つ腎臓をサポートする働きも期待されています。

このため肝機能・腎機能をサポートする=デトックス機能アップに繋がるという図式となり、キャロットシードは身体の浄化をサポートしてくれる精油として扱われています。リンパ系を刺激することで体液循環を促す・利尿作用を持つという説もあり、むくみ軽減やセルライト対策などに用いられることもあるそう。
直接的に冷え性の改善になる・身体が温かくなるようなタイプではありませんが、老廃物代謝促進から代謝機能向上に、むくみ改善から冷え軽減に繋がると考えられます。リンパ循環を促すことで血液循環の滞りを予防することにも繋がるでしょう。

それ以外にキャロットシードの精油は赤血球増進作用があるという説もあります。こちらについてはどういった成分が働くのかは不明瞭な点も多いですが、貧血による体力低下予防・免疫力保持などにも効果が期待されているようです。成分的に見た場合はピネンやリモネンなど血液循環を促す働きを持つとされている成分が含まれていますから、赤血球増加はさておき、血液循環を整えるサポートとしては役立ってくれる可能性があるでしょう。

その他の体・心への作用

【心への働きかけ】

キャロットシードの香りは独特で万人受けする「良い香り」ではありませんが、精神面に対しても強壮作用が期待され、ストレスなどで弱った心を癒やしてくれると考えられています。含有成分には鎮静作用を持つものも少なくありませんので、イライラや不安定さの軽減にも役立ってくれるでしょう。

凝り固まってしまった頭・心を柔軟な状態へと戻すサポートをしてくれる精油とも言われており、気持ちを開放したい時・ポジティブになりたい時にも有効と考えられています。肝臓・腎臓の働きを良くする作用と合わせて「心身を浄化する精油」と称されることもありますよ。

【体への働きかけ】

上記でご紹介した肝臓機能・腎臓機能のサポートがキャロットシードオイルの働きとしてはメインとして扱われることが多いですが、それ以外に消化器系への働きかけも持つと考えられています。理由としてはリモネンなど直接的に消化器の働きを促す成分が含まれていること・血行促進が期待できること・胆汁分泌のサポートに繋がることなどが考えられます。 食欲不振気味の方や消化、特に油ものを食べた時の消化が悪いと感じている方に良いかもしれません。

そのほかキャロトールには女性ホルモン様作用があるとされています。このためキャロットシードオイルは妊娠中の方やホルモン依存型疾患のある方の使用はNGとされていますが、月経周期の正常化の安定に繋がるとも言われています。

【肌への使用について】

キャロットシードオイルは抗酸化作用があることが報告されていることから、アンチエイジング・エイジングケア系の化粧品成分として取り入れられています。細胞の生まれ変わりを促す働きが期待できることと合わせて、シワ・シミ・たるみなどの予防や改善に役立つとされています。皮膚を柔らかくする作用を持つという説もあり、タコやウオノメのケアに使われることもあるそう。

【参照】キャロットシードのアロマ(精油):効果効能紹介

原材料紹介【キャロットシード】

キャロットシード

キャロットシードという呼び名は野菜として食べているニンジンの種から抽出されているように感じますが、原料植物はワイルドキャロット(和名ノラニンジン)という種。野生種であることから日本ではノラニンジンと呼ばれていますが、小さな花を沢山咲かせる姿から“Queen Anne’s lace(アン女王のレース)”と呼ばれることもあります。

ワイルドキャロットは野菜のニンジンの原種であるとも、栽培していたものが野生化したものとも言われています。ちなみに根は太くならず固いので食用としては利用されておらず、主に精油やハーブウォーター(芳香蒸留水)の原料として使われています。


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※アロマテラピーは医療ではありません。アロマテラピー上の作用・効果の全てが医学的に認められているわけではなく、全ての人への不調改善を保証するものでもありませんことを予めご了承ください。