冷えとり精油:シナモンリーフ>>
血行促進・末梢血管の保持にシナモンリーフのアロマ
シナモンリーフとは

こんな方にオススメ
- 冷え性・血行不良
- 冷えから悪化する痛みに
- 胃腸の不調がある方に
- 気持ちを高めたい時に
- ストレス・神経疲労ケアに
- 風邪・インフルエンザ予防に
シナモンリーフ精油情報
- 通称
- シナモンリーフ(Cinnamon Leaf)
- 学名
- Cinnamomum verum(シノニムCinnamomum zeylanicum)
- 別名
- セイロンニッケイ、トルーシナモン
- 科名/種類
- クスノキ科/常緑高木
- 抽出部位
- 葉
- 抽出方法
- 水蒸気蒸留法
- 精油の色
- 淡黄色~オレンジ色
- ノート
- ミドル~ベース
- 香り度合い
- 強め
- 香りの系統
- スパイス系
- 香りの印象
- ハーバル調の中にスパイシーさと甘さが含まれた濃厚な香り
- 価格帯
- 10mlで1,000~2,000円くらい
- 利用法
- 芳香浴、マッサージ、入浴など
- 主な芳香成分
- オイゲノール、β-カリオフィレン、リナロール、α-ピネン、シンナムアルデヒド(桂皮アルデヒド)など
- 代表効果
- 強心、強壮、血行促進、健胃、駆風、刺激、抗感染症、抗菌、抗真菌、抗ウィルス、収斂、止血、催淫、通経、麻酔など
- 禁忌・注意
- 妊娠中・授乳中・生理中の利用は避ける。皮膚刺激あり。
シナモンリーフ精油の作用・期待できる効果
冷えとりに役立つ作用
いくつかあるシナモン系精油の中で最もポピュラーな精油とされる、シナモンリーフ。普段私達がスパイスとして使っているシナモンが樹皮部分であるのに対し、シナモンリーフは名前の通りリーフ(葉)を原料としています。そのためシナモンと聞いて連想するような甘くスパイシーな香りとな異なりますが、シナモンリーフの精油も「体を温める」作用に優れた精油の一つに数えられています。
シナモンの香りは神経を刺激することで血行を促す働きがあると考えられています。また近年はシナモンの独特の香りの元である「シンナムアルデヒド(桂皮アルデヒド)」にTie2の活性化作用があるのではないかという報告もなされています。このTie2(タイツー)と言うのは細胞を接着する役割を持つ分子であり、血管やリンパ管を丈夫に保つこととも関わりが深いと考えられています。
Tie2を活性化させて毛細血管を靭やかに保つこと・血液循環が良くなることで体を温めることに繋がると考えられますし、末梢血管までしっかりと血液が行き渡ることで末端冷え性の軽減にも効果が期待できるでしょう。また血管やリンパ管の状態や、血液循環が良くなることから、むくみの軽減にも効果が期待されています。
その他の体・心への作用
【心への働きかけ】
シナモンリーフの精油は神経に対する強壮・刺激作用があると考えられており、気分を高揚させたり前向きさを取り戻すサポートに役立つとされています。気持ちを高めて活力をアップしてくれる香りと言われていますから、精神的な疲労やストレスがあると感じている時にも適しているでしょう。
また孤独感や疎外感を持ちやすい方に適した香りであるとする説もあり、人付き合いが苦手な方・人間関係のトラブルがある方などのサポートにも有効と言われています。肉体面だけではなく精神面・対人面でも温める働きが期待できますから、対人関係に苦手意識のある方や、他人の言動をネガティブに捉えてしまう方のサポートにも良いかもしれません。
【体への働きかけ】
シナモンリーフ精油の主成分はオイゲノールというフェノール類で、高い抗菌・抗ウィルス作用があると考えられています。加えて免疫力を高める働きも期待されているため、シナモンリーフ他オイゲノール含有率の高い精油は風邪やインフルエンザなどの感染症予防・呼吸器系の不調軽減に有効とされています。
そのほか消化器官系を整える働きがあるとされており、胃痛や腹痛・お腹のハリなどのケアにも用いられています。血行促進によって体を温めてくれる働きも期待できますので、冷えから起こる腹痛や下痢、消化不良、吐き気などがある時には特に役立ってくれるでしょう。
【肌への使用について】
収斂作用があるとされていますが、皮膚刺激が強いため使用は避けたほうが確実です。血行促進作用が期待できる精油であることからアロマバス・足湯用などに用いられることもありますが、敏感肌の方の場合はそれでも皮膚炎症やかゆみの原因になる可能性があります。
的確に使用すると冷え性ケアにも高い効果が期待できると言われていますが、特に肌の弱い方は使用に注意が必要です。皮膚に直接付くような利用法を考えている場合であれば、はじめは低濃度に希釈してハンドバス・フットバスなど皮膚の厚い部分にのみ用いるようにすると良いでしょう。
原材料紹介【シナモン】

世界最古のスパイスの1つとも呼ばれるほど歴史が古く、その香り高さから“スパイスの王様”とも称されるシナモン。日本でもシナモンコーヒーやチャイなどでお馴染みの存在ですし、八ツ橋などに使われている「ニッキ」もシナニッケイと呼ばれる近縁種の樹皮を原料としています。また桂皮という名前で漢方処方にも使われていますね。
リーフよりも私たちに馴染みの深いシナモン(樹皮)を原料とした「シナモン・バーク」と呼ばれる精油もありますが、こちらはアルデヒド含有量が多く皮膚刺激が強い・毒性があることが指摘されており、あまり一般的には用いられていません。
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※アロマテラピーは医療ではありません。アロマテラピー上の作用・効果の全てが医学的に認められているわけではなく、全ての人への不調改善を保証するものでもありませんことを予めご了承ください。