冷えの原因:夏の冷え性>>

夏に冷え性が悪化する原因とは?

夏に冷えが悪化してしまう5大要因

外に出ればウンザリするような暑さが続く夏…ですが、冷え性の方にとってはエアコン等によって冷えすぎる・外に出れば暑いと二重苦の季節でもあります。また冷え性であると思っていない方にとっても、夏場は冷え性になってしまう・冷え性を悪化させてしまう要注意シーズンであるとも言われています。

夏の冷え性というとエアコンの設定温度が低すぎることが原因だと思われがちですが、その他にもいくつか冷えを悪化させてしまう要因が隠れています。

エアコンイメージ
【1.エアコンによる冷え・気温差】

夏場に体が冷える・冷え性が悪化してしまう原因として第一に挙げられるのがエアコンによる冷え。TVのCMでも取り上げられていますが、筋肉量の違いなどから女性と男性は5℃近くも体感温度が違うとも言われています。職場などで暑がる人に合わせて温度を設定されると、手先がこわばるくらい寒いという方も少なく無いでしょう。エアコン冷え・冷房病・冷房弱者などの言葉があることからも、寒すぎると感じている方が少なくないことがうかがえますね。

また自分自身で「寒い」と感じていない場合でも、外の気温と室内の気温差が激しいことによって体温調節を司る自律神経が乱れる可能性もあります。自律神経が乱れてしまうとより体温調節が難しくなりますから、悪循環を起こして冷え以外の不調の原因ともなります。最近の夏バテの原因は“暑さ”ではなく“温度差”によるもののほうが多いとの見解もありますので、寒いとまでは思っていないという方でも注意が必要と言えるでしょう。

フロートイメージ
【2.冷たいものの摂取過多】

夏といえばアイス・かき氷・シェイクや、氷をたっぷりと入れたアイスのドリンクが美味しいもの。お食事もそうめんや冷やし中華・冷製パスタなど冷やしたものを食べる機会が非常に多くなります。しかしエアコンなどの使用を控えていても、冷たいものを取り過ぎると体を内側から冷やし内柄から起こる冷え性(内臓型冷え性)の原因になってしまう危険性があります。暑い時に体を内側から冷やすのは有効ですが、冷たいものばかりを継続的に食べ続けるのは避けましょう。

【3.水分摂取過多】

夏は脱水予防として意識的な水分補給が必要なシーズンでもあります。しかしペットボトルを一気飲み…など水分のとり方を間違えてしまうと水分の代謝が追いつかず、東洋医学で言う「水毒」のような状態になってしまう可能性もあります。夏になってからむくみっぱなしと感じる方も、水分代謝と水分補給のバランスが悪いケースが多いのだとか。一度に大量にではなく少しずつ・小まめに水分補給をするようにしましょう。

夏の風物詩イメージ
【4.食生活の偏り】

暑い時期が続くと食欲がなくなってきたり、または薄着の機会が増えてダイエットを心がけたり・ビヤガーデン通いが続いたりと、理由は異なれど夏場は食生活が変わることも多いかもしれません。おそばやそうめんなど主食(炭水化物)だけで済ませてしまう方も多くなりますよね。しかし私達の体を保持し、体温を保持している熱エネルギーを生産するのには様々な栄養素が必要。栄養バランスの悪さは低体温や自律神経のバランスが崩れやすくなることにも繋がります。

【5.運動不足】

暑さはもちろんのこと、紫外線も気になる時期としてはなるべく外を歩く時間を減らしたいという方も少なくないはず。夏に限らず運動不足(筋力不足)は冷えの大敵とされていますが、真夏と真冬は運動不足に特に拍車がかかる時期と言っても過言ではないでしょう。

冷えを感じていなくとも、冷え性の可能性が…

ところで上記でも冷たいものを摂ることで身体の内側から冷えてしまうとご紹介しましたが、ご自身で冷え性と認識していない場合でも“冷え”を起こしている可能性はあります。寒がりの人に冷え性傾向の方が多いのは否めませんが、寒がりと冷え性というのは似て非なるもの。暑がりや火照りがあるという方でも身体が冷えている方はいらっしゃいます。

暑さを感じているのに実は冷え性という代表的なものが、足の裏や手のひらなどがやけに熱く感じる「戻り冷え性」と呼ばれるものではないでしょうか。火照って熱く感じることから別名「隠れ冷え性」とも呼ばれています。加えて近年はもう一つの「隠れ冷え性」として、冷たい食べ物や飲み物を摂取することで内蔵(胃腸)が冷える「内臓型冷え性と呼ばれるタイプの冷え性が多いことも報じられています。こちらは目立った冷えも火照りも無いので本人に自覚症状がなく、知らないうちに悪化しやすいのだとか。

冷えを感じていない・むしろ暑いと感じている方でも平熱が低い方や、お腹がひんやりと冷たい方は体が冷えている可能性があるので要注意です。

夏の冷え対策に気をつけたいこと

上の“夏に冷えを起こす原因”を踏まえて、夏場の冷え対策として意識したいことを簡単にご紹介します。冷えの予防や軽減だけではなく、健康維持にも良いことなので是非取り入れてみて下さい。

エアコンイメーシ
【1.エアコン対策】

OLさんなどの間では当たり前のことになっていますが、羽織やブランケットなどを持ち歩いて自分にとっての適温をキープできるように心がけましょう。寒がりの方であれば通勤時には蒸れにくい五本指ソックスを履いておいてオフィスでは靴下を重ね履きする・こっそり腹巻きやレッグウォーマー・アームウォーマーなどを装着するのもオススメ。

諸説ありますが自律神経のバランスを崩してしまう気温差については5℃~7℃以上の差という見解が主流ですから、自分で設定できる場合は気をつけるようにしましょう。27~8℃くらいに設定しておく・除湿だけ入れるなどが無難でしょう。もちろんエアコンを使わないで自然風だけでも問題ない日であれば、必要以上に使わないようにすると良いでしょう。

温泉イメージ
【2.お風呂に浸かる】

エアコンで冷え切った体を温めるにも、自律神経を整えるのにも、オススメなのが入浴。夏は暑いですし、お風呂上がりにも暑さがひかないのでお湯に入るのは嫌という方もいらっしゃいますが、寒いと感じていなくても屋内外の気温差で自律神経が疲れている可能性があるので温めのお湯で半身浴をするようにすると良いでしょう。寒さを感じている方であれば入浴剤や精油などの力も借りてしっかり芯まで温めることも心がけて下さい。

【3.就寝環境を見直す】

使わなくても済むならそれに越したことはありませんが、睡眠に最適な温度設定は26〜29度とされていますから、それよりも低くしている方は設定温度を見直してみて下さい。熱く感じるという方であれば寝室に向かう1時間前くらいから温度を少し低めにして、布団に入る時に温度を設定し直すのもオススメ。
また薄着で寝ていて知らずのうちにお腹などを冷やしてしまう可能性もあります。通気性の高い寝具を揃えたり、接触冷感の敷きパットなどを活用してみて下さい。

ホットティーイメージ
【4.温かい飲み物・食べ物を摂る】

冷たい飲み物や食べ物の摂取が内側から体を冷やす原因になるのなら、体を内側から温めてくれる温かいものも補給するようにしましょう。特にクーラーの効いた室内であれば温かい飲み物を飲むのもさほど苦痛にならないはず。水分補給は常温の水を小まめに摂取するように変えるだけでも冷えの緩和に繋がるでしょう。フルーツなども冷蔵庫で冷やしすぎず、ほんのり冷たい程度で食べるようにしてみて下さい。

【5.食事や運動を見直す】

夏に限ったことではありませんが、栄養バランスの良い食事や適度の運動は健康維持のためにも必要なこと。暑い中熱中症の危険を犯してまでランニングなどをする必要はありませんが、ストレッチやスクワットなど室内でも出来ることを取り入れてみて下さい。
具沢山の温かいスープ・体を温める香辛料の使われているカレーなども夏冷え対策にはオススメ。

こんな対策もオススメ

こちらも夏に限ったことではありませんが、下着はきちんと身につけるようにしましょう。血行を妨げるようなキツイ下着(補正下着など)はなるべく避け、ゆったりとしたものを身につけるようにすると冷え・自律神経の乱れの予防にもなります。また下着も接触冷感のようなヒンヤリしたものが流通していますが、ヒヤッと感よりも通気性・吸湿放湿性を重視する方がおすすめです。

ハーブイメージ

またハーブの中には体を温めるものもあるので、飲み物や入浴・リラックスタイムなどにハーブを取り入れてみるのもオススメ。コーヒーや紅茶・緑茶にはカフェインが含まれていますから、ノンカフェインのハーブティーを取り入れることでカフェイン減量にも繋がりますよ。

寒がりかつ冷え性の方は生姜や胡椒・柑橘系の精油などをフル活用するのもオススメですが、暑がり傾向の方にはミントやハッカなどがオススメ。香りも涼しげですし、ボディスプレーやバスオイルとして使うことで体を冷やすこと無くヒンヤリ感を得ることも出来ます。

⇒詳しくはこちら